2009年6月4日木曜日

伊東深水の・・・・

私の家には特にお宝といったものもないけれど、夫の職業上の役得というか、三点の誇れるものがある。
その一つは伊東深水画伯の「早蕨」を描いた色紙、もう一つは料亭のセンスに頂いたイングリッド・バークマンの サイン。  もう一つはジーン・クルーパー、など戦後初めて招へいした著名なジャズメンたちから頂いたサインの数々。 だだ、それには TO MR.ITOと書いてあるので、 少し値打ちは下がるかもしれないけれど、ジャズ界に名だたる方々の直筆のサインが写真と共にはいっている。

伊東深水さんの色紙は毎年今頃になると額に入れて玄関先んに飾っている。  だんだん金箔が薄れていくようで少し心配だ。 この色紙は私がまだ結婚したばかりの年末に深水さんの奥様がご自分で私宅へお持ちくださった。  

その頃私たちは大森の伊藤さんの洋館をお借りして住んでいて、そちらは200坪の中に古い大玄関と内玄関があり、私たちは21畳もある洋館に住んでいて、表札は、「伊藤」とあったので、夫の面目は立ったと思った。
奥様は控えめな日本的な美人だった。 「娘が大変お世話になっています」と仰ったと記憶している。
その頃、東郷たまみ、中尾ミエと朝丘雪路さん達を”三人娘”として日劇で売り出していた。
そのお礼だったのだろう。 これからも大事にしたい。

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