昨日のNHKの午後一時からの番組に女優の渡辺美佐子さんが出演していた。 努力家で素晴らしい女優さんだと思う。 亡き夫が私が彼女に似ている・・・と言った事があった。 以前英語を教えていた男の子が(当時15歳くらい)「先生、越地吹雪さんに似ていらっしゃいません?」と言い「眼の動き方が・・・」と言ったことを夫に伝えたら、彼女の若い時代をよく知っていて仕事もお付き合いし、オーストラリアにもメインで同行したことのある夫が「そんなに色っぽいか?」と笑いながら答えたことがあった。 (その子もTBSに入社してヘリコプター事故で湘南沖で亡くなってしまった。) そして夫はむしろ「渡辺美佐子に似ているよ」と付け加えた。
別の機会に、知り合いの方がアメリカ人俳優のミッチー・ゲイナーに似ていると仰った・・・と言ったら夫は「似てないよ~。オリビア・デハビランド似にてる」と言ってくれた。 今ごろの方はご存じないだろうけれど、彼女はジョーン・フォンティンという女優のお姉さんで、この方は可也の美人で売れっ子だったが姉のデハビランドは上品で感じのやわらかい人のようで、日本生まれということで、私はそれを聞いて嬉しかった。
私は容貌にむしろコンプレックスを持っていて、夫が芸能界に携わっていたので、沢山美人を見ているので、結婚する前は可也そのことが気になっていたことは否めない。 結婚以前に夫の母が走り書き程度に書いてくださり、紹介者の黒田初子先生から渡された身上書には「肥満体を好まず」とあり、そのころの私は可也細身であった。 大体の男性は細身を好むことは確かなことだ。 夫の意に反し私は結婚後ぶくぶく肥り、おかしなことに亡くなる二ヶ月ほど前「お前はとうとう痩せなかったな~」と言っていたことを時々思い出して、それでも痩せないでいる惨めな私。
夫はあの世で笑っていることだろう。「痩せろよ!」と叫んでいるかもしれない。 亡くなったから言える「おのろけ」話。
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