昨夕、御近所のお友達のご主人が箱根に泊りがけで友人と紅葉狩りに行って留守だというので、突然思い立って六本木のミッドタウンの”ライトアップ”を見に行こう、ということになった。
午後四時ごろには薄暗くなって、ライトアップされるということだったので、午後三時半ころに家を出て、バスで五反田に行き、そこから又バスで六本木の森ビルに着く。 予定ではそこから所謂”チー・バス”でミッド・タウンに行くのだけれど、私は赤坂辺りを少し歩いてみたくて、途中でバスを降りた。 ところが森ビルまで歩いて行って、チー・バスに乗る場所をそこで働いている方、通りがかりの方に聞いても、マチマチの返事で、要領を得ず、このビルの設計に問題ありと見た。
ようやくの思いでミッドタウンに行き着いて、そこで夕食を頂き外に出たら、周りの木にブルーの電飾がつきトテモ綺麗だった。 帰り道はミッドタウンの案内の女性にチー・バスの停留所をよ~く尋ねた。 バスを待っている間に通行人が「ここは元防衛庁だったんだよね」と言っているのを聞いて、ようやくこのビルの建つ以前のことに気が付いた。 まだ夫が東宝に勤めていたころ、私達の記念日に、(待ち合わせ場所として、よく利用されていた)六本木の’アマンド’で待ち合わせ、当時少なかったイタリアンなどに行き、その帰り道、防衛庁の裏口近くにあった‘ビー玉‘という今で言うレストラン・バーに寄ってウイスキーを1,2杯飲んだことがあった。 ビー玉は以前日劇の男性ナンバ―ワンの踊り手で(下の妹がフアンだった)当時は地の利がよかったので、作家の五木さん俳優さんたち、私が会ったのは越路吹雪さんのヘヤ―・デザイナーだった方、新劇俳優さんなど・・・・。 思い出を友人に話しているうちにチー・バスが来た。
少し長くなったけれど・・・そのバスは六本木のアマンドがある交差店を過ぎて、そのまま赤坂方面まで行き、その後、赤坂小学校、赤坂見附を過ぎて六本木からだんだん離れてきた。 そのうち赤坂プリンスホテル(ホテルの壁にクリスマス・ツリーが画いてある} ホテルニュー・大谷、赤坂御所、遂には青山一丁目。 お友達は「夜の東京めぐり」と私の焦りを気にせず、楽しんでいる。
これから、何処へ行く?私は気が気ではなく、ドコで降りればいいのか焦りまくる。 そのうち又同じ道に戻る。
私が余り気にしているので友人は運転手さんに訊きに行ってくれた。 結局は森ビルが終点だった。 「たった100円で伊藤さんの説明つきで夜の東京見物が出来て、よかった!」と大喜び、私は疲れ果てた。
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