ご近所のお友だちが、買い物に付き合って下さると仰って下さったので、恐る恐る何時ものカートを引いて近くのスーパー・マーケットに出かけた。 通いなれた道だったので、お友だちにご迷惑かけることなく、思いっきり買い物が出来た。 お友だちはご自分の買い物は大してないのに、つかず離れず見守っていて下さった。
午後三時にもう一人コンピューターに詳しいお友だちが私の年賀状の印刷を助けて下さるために来てくださる。 私達が家に着いて少し経ったところで、ピンポンが鳴った。 少し早い?と思ったら「Kです! お留守でなくてよかった」とホントに久しぶりの外科医の奥様の声。
家の前に白い外車が止まっていた。 「今日、’矢口の渡し’の駅近くに病院を開業したんだけれど、お花が沢山届いて困っているので、もらって下さらない?」と言うや否や、大きな花かご三つをこちらの返事も待たず、どんどん家の玄関に持ち込んで又後で胡蝶蘭が玄関先に置いてあったら、私ですから・・・」と有無を言わせず高価そうな華やかな籠を置いて行かれた。 丁度、私を援けて下さったお友だちがお二人いらっしたので、お二人にお持ち帰り頂こうと咄嗟に思った。 お目出度いお花なのだから・・・・。 そして、玄関先で少しお話して「私、事務長なんだけど、やれるかしら? これから少し楽しく遊ぼうと思っていたのに・・」私が入院したことを言うと「そういえば、ふさ子さん、少しやせられたわね?」と言って風のごとく走り去った。
それから、しばらくお友だちにコンピュータの操作をしていただき、ホント目まぐるしかったけれど、疲れも無くやさしいお友だちに囲まれて私は幸せだと心から思った。
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