2008年10月27日月曜日

秋の佐原めぐり

何時もご一緒に日帰り旅行をしているお友達が、佐原に行ってみたいと大分前から仰っていた。 私は何十年も前水郷に行ったことがあり、余り魅力を感じなかったが、色々調べているうちにその気になって、今日午前10時ごろ家を出て東京駅八重洲中央口に向かった。  今まで関心もなく、気ずかなかったのだけれど、中央口からはアチコチへハイウエイバスが出ている。 佐原まで、一人1700円の所二人なら1500円でいい、という。 
東京駅はまだ改装中でガードマンの指示に従ってバスターミナルへ行って驚いた次第。 近くでお結びとちょっとしたおかずを買い込んでバスに乗った。  総勢6人くらいの乗員で、およそ一時間半で、佐原に着いた。

バスを降りて目に入ったJRの佐原駅は、入り口に「佐原」と染め抜いた紺の暖簾がかかっていて、周りは白木の格子と言うユニークな感じの駅舎だった。 駅の前に案内所があったので、そこでトイレをお借りしながら様子を伺った。 係りの女性がお茶を出してくださり、訪れた近所の女性がご自分が作った揚げ煎餅をご馳走してくれた。

佐原は日本ではじめて地図を作った伊能忠敬が九十九里で生まれ佐原村に養子に来たという。 その伊能家は当時米の売買、酒造りなどを営む大きな商家だった由だ。  お友達がゴーヒーが飲みたいと言って、私が選んだ家は古い風情のある喫茶店で伊能という表札がでていて、親戚関係のような話だった。

その後お友達がどうしても河下りをしたいと言うので、付き合わざるを得なかった。 この料金も200円引きの1300円でいいよ、という事で、大原女のような着物と菅笠をかぶった遠目には早乙女のようで、近ずいてみたらまるでお婆さんの女性に案内されて、これもまた、おじいさんの船頭さんのモーターつきの和船に乗って、30分くらいの河下りを楽しんだ。 船の上から見上げる街並みは百年以上前に建てられた、商家や蔵なども見えて、船頭さんの説明に佐原が川越と同じように小江戸と呼ばれることが納得できた。

帰りのバスも乗客は5人ほどで、運転席の後ろに座ったら、運転手さんが話し掛けてきて、昨日は満席だったそうだ。 浦安を過ぎた辺りから、前方の窓に稲光が見えてそのうち、大粒の雨が叩きつけるように振り出し、俄かに大雨になり、バスの到着時間が道路混雑のため、遅れそうになって、運転手が会社と連絡をとっていたが相手に通じず「お客さん、上を行きますか、それとも下にしますか、決めてください」と言う。
 
今日ふれあった方達は皆優しく暖かい方達で、少し疲れたけれど、楽しい一日だった。

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