それから何年か経って、三島氏が結婚なさるという記事が新聞、週刊誌に載った。 お相手の方は著名な画家のお嬢様でトテモ穏やかな方のように感じた。 週間新潮に出ていた三島氏のお嫁さんを選ぶ条件を見て私は驚いた。
親のこと、出身校、年齢、身長その他が、私とぴったりだった。 このことはまだその頃結婚していなかったが、私としては、少し気分のよいものだった。 今は、反対してくださったY氏はロンドンで亡くなり、三島氏の奥様もお若くして亡くなった。
私は自分の結婚を後悔しているわけではない。 ケッコウ面白い人生を共に生きたと思う。 ただ、もう10年は生きていて欲しかったかなあ~。 前般は越路吹雪さんが披露宴でお話なさったように「酒に強く、仕事に強く、女に強い?」亭主であり、後半は病のためか仏のようにおとなしい夫だった。 私は二つの人格を一人の夫で経験したことになる。 私の嘘のような本当のお話しは・・・・・これで終わり。
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