2007年11月25日日曜日

昨日の続きと・・・・

連休で上京している姪夫妻が一緒に食事しない?と誘ってくれて、帰阪する前の時間を恵比寿の叙叙園に予約を取ってくれた。 以前何度か姪と行った事があったが休日には中中席が取れない。 何しろ夜景が美しい。 以前と内容は少し変わっていたけれど、品数も多く楽しめた。 地元なので私が支払うつもりだったのに、姪の夫がご馳走してくれた。 二人のふんわりっとした思いやりに癒される。

ところで、昨日の続き・・・Yさんの奥様は私にその時期三島氏の「美徳のよろめき」という書き下ろしの新刊をお貸しくださった。 裏表紙には美しい三島氏の自筆のサインがあった。 私は子供の頃から本が好きで、父の本棚にあった世界文学全集のほとんどを小学生時代から読み漁っていたが、日本の作家は私小説が多い様な気がして夏目漱石、有島武雄、島崎藤村などのものしか読んだことがなく、三島氏のもほはホントにはじめて読んだ。

その後処女作の「仮面の告白」も読んでみた。 文体というか雰囲気というかが、すんなり私の中に溶け込んで行きそうで少し親しみを感じた。 前に言ったように、三島氏のお家は私たちの住んでいた大岡山から坂を下って、又少し上る住宅地にあり、そこから又少し歩いた所に家ぐるみで親しくしていたお友達の家があったので、少し回り道をしてお家の前を通ることもあった。 少しお体の弱いお母様がよくお庭で日向ぼっこをしていらしたこと白いスピッツ(犬の種類)を飼っていらっした。

一方、気になっていたA紙の経済部にお勤めの方は推察ではあるが、大阪に住む方で彼に好意を持っ女性があるような感じがして、最後にその方に会いに行った時「私三島由紀夫さんと縁談があるの」と言ってしまった。「三島さんだったら、一生食べるのに困らないですよ」とその方は言った。 三島さんをダシにした何とも失礼なことだと、今は理解出来る。

その頃としては24,5歳を過ぎると・・・・という焦りもあって、今考えると、そんな非常識な!! と思うのだけれど、Yさんも中中お話が通じないし、ご主人に気を使っていらっしゃるご様子だったので、母が呉服屋さんに三島氏宅の電話番号を聞いて、直接お電話をした。 電話口で出られたのはお父上らしかった。 母は気を遣いながら話していた。 私の履歴と写真はお手元にあるらしく、自薦他薦で色々なお話しが・・・と仰っているようだった。
でも最後にY様のご紹介で・・・と言ったら、それでは喜んでお受けさせていただきます、とご丁寧に仰ったらしかった。 その続きはまた明日!

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